爪先は前に向けておく

人生を肯定したい奈良大1回生のブログ

奈良大学を辞めることにした

入学1ヶ月、奈良大学を辞め、京都大学文学部を目指すことにした。奈良大学への進学を心より祝福し応援してくれた各所に申し訳ない気持ちはあれど、友人と奈良の地に後ろ髪を引かれる思いはあれど、本当にこの環境で得られるものを手放して後悔しないのかとい…

幸せになっちゃいけない気がする

この感覚はなんなのでしょうね。よくフィクションで重ための過去を持ったキャラが「俺は…幸せになってはいけないんだ…」などと宣い、「そんなことない(だろ)!」とヒロインや主人公が熱く語る場面があるが、私にはそのような過去は思い当たらない。だとすれ…

生きている実感が欲しい

はい。今、夕飯も食べずに部屋に蹲ってこの記事を書いている。その前は2時間くらい意味なく街をうろついていた。挙動が限界受験生時代のそれに戻りつつある。原因は明白で、やはりどうしても京都大学を諦めきれず再受験するつもりで過去問を解き始めたのだが…

都ぞ春の錦なりける 法華寺門跡ひな会式

週末、法華寺門跡に行ってきた。近鉄新大宮駅から徒歩20分ほど。長袖一枚でも歩くと汗ばむほどの気温で、雲はあるが陽射しも強い。日傘を持ってこなかったことが悔やまれた。今回のお目当てはひな飾りの起源とも言われる法要、ひな会式(ひなえしき)。開基で…

入学式と奈良でいちばんホットな出土品

4月2日、奈良大学・大学院の入学式があった。好天に恵まれ、コートがなくても十分に暖かい。正門前の看板と写真を撮り、講堂へ。講堂は体感銀劇くらいの広さであった。学部学科ごとに座るエリアが分かれていて、史学科はセンターブロック最前列であった。観…

新居に連れていく本一覧

遺書振り返りの続きが一向に終わらないので気分転換。4月から奈良大学に通うにあたり、初めてひとり暮らしをすることになった。ワンルームの新居がカオスと化すことを防ぐためには、部屋の片隅に積み上がる本の中から連れていくべきものを厳選する必要がある…

限界受験生時代の遺書を振り返る

前回のブログでもちょろっと書いたが、半年ほど前に限界受験生だった折、私は何度か自殺未遂をして警察のお世話になった。最初は2023年の9月で、自宅を出て高速バスにのり、そこそこ遠くの海に行って死のうとした。結局死に損なって浜辺で泣きながら母親に電…

京大を受験できなかった話、それからのこと

落ちたら死ぬつもりで高1から勉強して、一時期はB判定までいった志望校・京都大学を、受験することができなかった。高3の秋冬に家出と自殺未遂を繰り返し、何度か警察のお世話になって、精神科ではギリギリで強制入院を免れた。共通テストの朝、行きの車中で…